<アイルランド>超オススメ!ダブリン最古の老舗パブ「ザ・ブレイズン・ヘッド」で味わう「アイリッシュシチュー&ギネス」

🇮🇪アイルランド/ダブリン 2019年8月5日

アイルランドといえば、世界的なビール「ギネス」。

そしてそのギネスが飲める「アイリッシュパブ」です。

パブといえば酒飲みの溜まり場というイメージもありますが、実は「パブランチ」を食べに老若男女が集まる場でもあります。

首都ダブリンで最も古い老舗パブ「ザ・ブレイズン・ヘッド」で、自慢の「アイリッシュシチュー」とギネスを堪能しました。

アイリッシュパブの聖地

ダブリンの街を歩いていると、昼間っから明らかに酔っている男たちを見かけます。

アイルランドといえばパブ文化の国であり、ギネスビールの国として知られ、パブ巡りを目的にやって来る観光客も多いのです。

そんなお酒目当ての観光客たちが真っ先に集まるのが、「テンプルバー」と呼ばれるエリアです。

多くのアイリッシュパブやレストランが集まり、パブをはしごして呑み明かすには格好の場所でしょう。

中でもシンボル的な存在が、こちらの「THE TEMPLE BAR」。

見事な花で飾られ、オヤジたちが押しかけるにしては可憐な店構えです。

ただ、妻はまったくお酒が飲めないうえ、私も夜一人でパブに出かけるほどお酒が好きな方でもありません。

なので、ここではお酒が飲めない人でもアイリッシュパブの雰囲気を楽しめる「パブランチ」についてご紹介しようと思います。

一口にパブと言っても、ただひたすら飲むだけのお店もあれば、飲食店を兼ねている店も少なくありません。

ダブリン到着初日に私たちがランチを食べたのも、料理が美味しいと評判の老舗パブでした。

The Brazen Head

私たちが訪れた店は、テンプルバーからリフィー川沿いにかなり西に歩いた町外れにありました。

アイルランド国旗が掲げられ、やはり綺麗に花が飾られてはいますが、テンプルバーのような派手さはなく、店の前にたむろする呑んべいたちの姿もありません。

ただ、ここは単なる場末の飲み屋ではありません。

「ザ・ブレイズン・ヘッド The Brazen Head」。

それが、お店の名前です。

創業はなんと1198年。多くのパブがひしめくダブリンの街でも、最も長い歴史を誇る最古のアイリッシュパブなのです。

ビア樽が積み上げられた門を入っていくと・・・

中庭があり、多くの人がビールを飲んでいました。

やはり客層は圧倒的に観光客といった印象です。

よく見ると正面の建物には、「Brazen Head Hotel」と書いてあります。今もホテルとして営業しているようには見えませんでしたが、確認はできていません。

中庭の中央には、世界主要都市までの距離が表示されています。

どんな意味が込められているかは不明ですが、それだけ世界中のお客さんを集めているということなのでしょう。

いろんなタイプの席があり、みんな想い想いの席に陣取っているようでした。

私も席を探しましたが、中庭は満席でした。

仕方なく、建物の中に入ってみると、ゆったりとした部屋があり、テーブル席だけでなくカウンターも設置されていました。

さらに奥に続く廊下や2階に上がる階段もあり、予想外に大きな店であることがわかります。

いくつもの部屋の中でひときわ古そうな部屋に入ってみました。

入り口の扉からして、ダブリン最古を感じさせる風情があります。

たまたまこの古い部屋の片隅に、1卓だけ空いている席を見つけ、そこに場所を確保しました。

ダイニング・パブ・アワード

勝手がわからないのでしばらく様子をうかがうことにします。

部屋には古いカウンターがあって、飲み物などはそこで直接注文しているようです。

そのカウンターの上には天窓があって、うす暗い室内でそこだけ明るい外光が差し込んでいました。

カウンターの周囲にはおびただしい数のステッカーが貼られていて、独特の雰囲気を醸し出しています。

隣の席には、私たちと同じように観光客らしき中年夫婦がいて、私たちと同様勝手がわからずにちょっと落ち着かない様子で座っていました。

一方、私たちの前の席は観光客のグループらしく、店員と楽しそうに話しながら注文をしています。

パブに来た以上、彼らのように陽気にワイワイと飲んでおしゃべりする、それが流儀のようです。

私たちも、忙しそうな店員さんを呼び止めて、メニューをもらいました。

結構メニューは豊富です。

「ザ・ブレイズン・ヘッド」は、ダイニング・パブ・アワードという賞を受賞するほど、料理の質の高さでは定評があります。

ビールも、私たちがよく知る黒い「ギネス GUINNESS」のほかにもいろいろな種類があります。

「スミティックス  Smithwicks」は、「エール」と呼ばれるアイルランドビールの一種で、赤い色と独特の香りや甘み、深いコクが特徴だそうです。

「ホップ・ハウス 13 Hop House 13」は、ギネス社が製造するラガービールで、苦味は控えめでフレーバーの強いビールだそうです。

とにかく店員さんは忙しそうで、注文を催促に来る暇などなさそうです。

じっくり検討し、決まってから声をかけると、女性の店員さんは陽気な感じで私たちのオーダーを受けてくれました。

アイルランドは基本的に英語の国。

急かされないので、楽に注文もできました。

アイリッシュシチュー&ギネス

お酒が飲めない妻が選んだのは、「Homemade Soup of the Day」とコーヒー。

この日の自家製スープは、野菜のポタージュスープでした。ブラウンブレッドが付いてきます。

素朴な味ですが、ちゃんとしたスープだと言って、妻は満足げでした。

一方、私が注文したのは、「アイリッシュシチュー」(16.50ユーロ)と「ギネスビール」です。

アイリッシュシチューは、アイルランドの伝統的な料理。日本で言えば肉じゃがのようなもので、お店や家庭ごとに様々なレシピがあるようです。

この店でもアイリッシュシチューは名物料理で、羊のぶつ切り肉と様々な野菜を使い、最後にマッシュポテトをどんと載せるスタイルです。

やはり美味しい。煮込み料理にハズレが少ないのは万国共通でしょう。

選択に迷ったらアイリッシュシチューはオススメです。

そして「ギネス」。アイルランドで消費されるビールの50%はこのギネスだそうです。

パブでは基本的に、ビールは1パイントグラスで出されます。

「パイント」というイギリス流の単位は馴染みがありませんが、だいたい1パイント=568cc だそうで、ランチに飲むのには十分な量です。

アイリッシュシチューとギネスだけで、もうお腹はいっぱい。十分なランチです。

老舗パブでのランチとしては、最もアイルランドらしい組み合わせかなと思いました。

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